六導玲霞さんの遊戯(拷问 酷刑 虐杀少年 日文原版)

六導玲霞さんの遊戯(拷问 酷刑 虐杀少年 日文原版)

作者:A8a85626692

拷問1ここは、とある民家の地下室。

そこには全裸で椅子に座らされ、手枷と足枷に拘束され身動きの取れない少年と、一人の美女がいた。

女の名は六導玲霞(りくどうれいか)。色々な事情があり、一般人の身でありながら聖杯戦争に巻き込まれた黒のアサシンのマスターだ。

玲霞は黒のアサシンに魔力を供給するため魔術師の心臓を集めている最中だった。

殺してからまた一から探すのは手間がかかるため、他の場所に住んでいる魔術師を拷問して情報を聞きだしてから殺す、というのが彼女のやり方になっていた。

この民家も、そんな運の悪い家の一つ。

少年は、上の階で拷問で苦痛に耐えきれず泣き叫ぶ両親の声を聞かされながら地下室に隠れていたが、拷問が終わった後地下室に来た玲霞に見つかってしまった。

怯えている少年の頬を撫でながら、甘い声で尋ねる。

「ご機嫌いかがかしら。私の名前は六導玲霞、さっそくだけどあなたが知っている魔術師さんの家がどこにあるのか・・・教えてくれないかしら?」

「ひっ・・・」

「あなたのパパとママにも聞いてみたんだけど、そこはもうすでに廻った家だったの。だから、他にはありませんか?って尋ねていたらいつのまにか死んでいたの」

少年は聞きたくないとばかりに耳を塞ごうとする。しかし手錠を嵌められているので、その行為は叶わない。

少年はまだ魔術を使うことができないので手錠を壊すのは不可能だった。

そういった情報も上の階で息絶えている両親から入念に聞きだしている。

「だから、もう聞ける人はあなたしかいないの。教えてくれたら命だけは助けてあげるわ・・・」

当然、嘘である。少年を生かしておくメリットは玲霞にとっては全くない。

逃がした少年が他の魔術師に伝えて、そこからさらに他のマスターの耳に入ったら追い込まれるのは自分たちだ。

少年が選べるのは楽に死ぬか、苦しんで死ぬかの二つだけである。

だが少年が知っているのは祖父の家一つだけである。

身内を売ることなんてできないと彼の中の善意が訴えかけていた。

「お・・・教えない」

「教えない?なら知ってるっていうことね・・・」

そういうと玲霞は、ポケットからペンチを取り出した。

それで少年の伸びている人差し指の爪を一気に引き剥がした。

「い、ぎゃあああああぁああ!!!!」

「すごい悲鳴ねぇ・・・」

他人事のようにつぶやいた後、地下室のドアに目をやる。

この厚さの扉なら上で寝ているアサシンの耳まで悲鳴が聞こえることはないだろう。

彼女にはゆっくり休んでいてほしい。

「言う気になった?」

「誰がお前なんかに・・・」

「お前?」

べりっ「あぁぁああああああ!!!!」

二枚目の爪を剥がされる。

足のつま先から頭の頂点まで突き抜けるような痛みが少年を襲う。

「年上の女の人にそんな口の聞き方はよくないわ。ご両親の教育があまりよろしくなかっ

たのかしら・・・」

「くっ・・・」

少年の心はまだ折れてなかった。

たとえ爪を10枚はがされようが目の前の美女に屈することはないと、そう思っていた。

自分の足にかけられている液体を見るまでは。

「膝より上までかけたら体全体燃えちゃうから・・・このくらいでいいかしらね」

「え・・・」

一瞬思考が停止する。

嗅ぎなれたことのある匂い。

これは・・・「分かっていると思うけど、ガソリンよ。教育も兼ねて・・・今からあなたの足を燃やすわ」

「や、やめ」

カチッ、と手にしているライターに火を付け何のためらいもなくガソリンまみれの少年の足にかざす。

シュボッ勢いよく少年の足が、キャンプファイヤーの火のように燃え上がる。

「っあっづ、あああああああああ!!!!!あついあついあつい!!!」

めちゃくちゃに暴れまわり、天を仰ぎ絶叫する少年。

しかし、鉄製の拘束は外れるどころか、少年の体に新たな傷を生成していく。

「暖かいわねぇ・・・」

目の前で何の罪もない子供が自分の手によって苦痛にあえいでいるのに、玲霞は全く場違いな感想を抱く。

彼女にとっては拷問にもなるし、一時の暖房器具にもなるという程度の感覚でしかない。

「あついあついあつい!!!やめて火を止めてぇぇぇえ!!!!」

「止めてください、でしょう?」

「ああぁぁああああぁぁあああああああ!!!!!!!」

少年に玲霞の声は聞こえてない。

彼にあるのは絶叫と、一方通行の懇願のみである。

「はぁ、仕方ないわねぇ・・・」

これ以上燃やしていると太ももを伝い、内臓にまで到達する。

それでは情報を聞き出せなくなるので消火器で火を消すことにした。

ホースから勢いよく水が放たれ、少年の足の火が鎮火する。

焼けた肉の良い匂いがあたり一面に漂う。

だがそれが人間から発せられていると分かれば食欲も失せてしまうだろう。

「ついでに拘束も外してあげるわ」

ガチャン、と手足の拘束を手際よく外して椅子から乱暴に引きずり落とし、地面に寝かせる。

火が消えても少年は荒い呼吸を繰り返し震えていた。

「あなたの足、凄いことになってるわよ。ほら見て」

放心状態の少年の頭を無理やり足に向けさせる。

血色のよかった足の面影はどこにもなく、つま先から膝あたりが赤黒く変色していた。

少年は、これが自分の足だと信じられないのかしばらく茫然としていた。

拷問2「もう自分で立つこともできないわねぇ・・・そろそろ言う気になった・・・ってあら?」

少年は玲霞の言葉を無視し、扉のほうに這いずっていた。

内側からは鍵がかかっているので出ることができない。

開けるための鍵も玲霞が持っている上に、そもそもあの足では仮に開けられたとしても階段を上ることはできないだろう。

どうするつもりなのだろうかと思い玲霞は、近くにあった椅子に腰をかけ、長い脚を組みながら傍観することにした。

扉に辿り着いた少

年は立ち上がることができない体で必死にドアの取っ手に手をかけ、ガチャガチャと引っ張る。

当然開かないので扉を押したりバンバン叩いてみるが鉄製の扉はびくともしない。

「うぅ・・・ぐすっ」

もうどうあがいても逃げることができないと理解したのか、少年は床に突っ伏して泣き始めてしまった。

「・・・クスッ」

少年のあまりの惨めさに玲霞は思わず笑みを溢す。

元の位置に少年を連れ戻そうと、椅子から立ち上がり少年に足音が聞こえるようブーツをコツコツ鳴らしながらゆっくりと近づいていく。

少年は現実から逃れるためか両手で耳を塞ぎうずくまってしまった。

「そんなに怯えちゃって・・・男の子なのに格好悪いわよ?」

そう言うと玲霞は少年の脇腹を思い切り蹴りつける。

ドスッ「ぎぃっ!!!」

蹴られた箇所を手で覆い隠そうとした瞬間、鳩尾にブーツの先端が突き刺さる。

ドスッ「う、おええぇええええ!!」

びちゃびちゃびちゃ、と胃液を吐きだす少年。

「あらあら、吐いちゃったわ。」

しかし少年が吐いても蹴るのをやめる様子はない。

次は顔面に蹴りを叩き込む。

バキッ、と小気味の良い音がして少年の鼻が歪な形に変形した。

「うわああああ!!いたいよおおおおお!!!」

鼻を押さえ涙を流し、悶絶する少年。

絶叫を無視し、もう一度鼻を押さえている手の上から蹴りをお見舞いすると、少年の小さな手の骨にひびが入った。

ペキッ「あああああああ!!!!」

「まだ終わらないわよ・・・」

すると玲霞は、顔を守らせないために少年の腕を片方掴み、そのまま顔面を何度も何度も踏みつける。

ドカッ! グシャ!

蹴られ、踏みつけられるたびに少年の顔の形が醜く変形していく。

顔の至る所が内出血し、唇が切れ、鼻血も出している。

歯も何本も折れてる。

倒れている人間に暴力を振るう時に、相手の顔面を本気で蹴れる人間というのはそうはいない。

ましてや、子供の顔をサンドバックを蹴る時みたいに一切の手加減をせず、性的に興奮するわけでもなく蹴ることができる玲霞は異常の一言に尽きる。

「ふぅ、いい運動になったわ」

「ハァ・・・ハァ・・・」

少年は顔面を数十発蹴りつけられ踏まれたりされ、もう息も絶え絶えだった。

「もう逃げられないって分かったかしら・・・?」

この状況に全くふさわしくない、穏やかな笑顔でのんびりと尋ねる。

「はい・・・もう、逃げま・・せん。許して・・・ください」

「そう、よかったわ。運動して疲れたから少し休憩しましょうか」

休憩それは少年をさらなる絶望に落とす言葉だった。

休憩があるということは、まだ拷問が続くということでもある。

「あ・・・あぁ・・・」

もうこんな地獄には耐えられない。

少年はついにあの決断を下そうとする。

「あら、どうしたの?」

少年は玲霞の足の甲に頭をたれながらに声を絞り出す。

「言い・・ます・・おじいちゃんの・・家

」

恥もプライドもすでに吹き飛んでいる。

「なら・・・教えてもらえるかしら?」

にっこり微笑みながら問いかける玲霞。

やっと地獄がら解放されるという安心感からか、それとも祖父を売ってしまった罪悪感からか、ボロボロと涙を流しながら祖父の居場所を話した。

休息「なるほど・・・そこはまだ行ってなかったわ」

うなずきながらメモをとる玲霞。

その言葉を聞いて不謹慎ながら少年は安堵する。これで、ようやく終わるのだ。

だが、次の一言が再び少年を絶望させる。

「それじゃあ他のお家も教えてくれる?」

「え・・・」

思ってもない質問だった。一つ答えたら解放されると信じていた少年は言葉を失った。

言葉に詰まる少年のお腹にまた玲霞は渾身の蹴りを叩き込む。

ドスッ、と鈍い音がし、またもや少年は嘔吐する。

「ごふっ、おえええええ!!!!!」

「・・・聞こえてる?他の家を教えてほしいって聞いたのだけれど」

「知りません!!、一つしか知らないんです!!信じてください!!!」

「本当かしら・・・?とにかく、少し休憩しましょうか。そうしたら何か思い出すかもしれないわ」

喚く少年の髪の毛を掴み、ずるずると引きずり椅子があるところまで移動させる。

そのまま玲霞は椅子に腰かけ、足を組みながらペットボトルに入った水を飲む。そのとき玲霞は自分の靴の汚れが目立つことに気付いた。

少年をいたぶった時についた血や、地下室の地面に溜まった煤などである。

「ねぇ」

玲霞が声をかけると俯いていた少年の体がビクッと動く。

「私の靴・・・あなたのせいで汚れてしまったの。綺麗にしてもらえるかしら、あなたの舌で」

「・・・はい」

「綺麗に舐めとらないと・・・殺すわよ」

初めて明確に殺すと告げられ震えながら玲霞の靴に小さな舌を必死に這わせる。

煤や血のせいで少年の舌がたちまち汚れていくが、玲霞の機嫌を損ねないためか一生懸命舐める。

だが、玲霞は少年の様子には特に興味がなかった。靴が汚れたならまた新しく買えばいい。

靴を舐めさせているのもただ単に普通に休憩するのが退屈だと思ったからだ。

しばらく舐めさせていると右脚の汚れが取れてほとんど綺麗になっていた。

「次は左脚を舐めてくれる?」

脚を組み換え少年の眼前に左脚を突きだす。

それを黙々と少年は舐め始める。

そんな光景を見ながら玲霞は次に行う拷問について考えていた。

また、リンチによる拷問でもいいけど脚が疲れるのが嫌ね・・・。

いつもやっているナイフで体の肉を切り刻む方法は人体について知り尽くしているあの子がするから拷問になっているのであって、私がすればすぐに殺しちゃうかもしれないわ。

なら、精神的な・・・例えば上の階で人の原型を留めていない両親と対面させるのもいいかしらねぇ。

あれこれ考えているとガラス製の戸棚の中に鞭があるのを見つけた。

単なるSMプレイで使うようなものでは

なく、おそらく加減を誤れば人を殺してしまえるような頑丈な一本鞭だ。武器にでも使っていたのだろうか?

ともかく次の拷問は決まった。

だがその前に休憩中の今のうちに、少年の生活について尋ねてみることにした。

今までたくさんの魔術師の家族を殺して回ってきたが、その際、その家の家庭環境や個人の趣味などを聞くのが玲霞の趣味になっていた。

あくまで彼女の趣味なので拷問ではなく、尋問である。

「もう舐めなくていいわ、お疲れ様」

やめていいと言われた瞬間がくっとうなだれる少年。

そんな少年に玲霞は優しく声をかける「少しお話しましょうか、大丈夫、もう痛いことはしないから安心してくれていいわ。

知りたいのはあなた自身のこと・・・好きなことや嫌いなこと、学校の事とか友達の事、何でも聞かせてちょうだい」

玲霞は椅子から立ち上がり、少年と同じように地べたに座り込む。

「ほら、膝枕をしてあげるわ。こっちにきて」

突然のことに動揺する少年だったが拒否権などあるはずもなく素直に従った。

横になった瞬間、芳しい香水の香りが少年を包み込む。

道を歩いていたら誰もが振り返ってしまうような美女に膝枕されるのは、何も知らない第三者からすればうらやましい限りだろうが当の少年はガタガタ震え、怯えている。

「ならまずは・・・そうね、学校は楽しい?」

「っ!・・・はい」

「魔術師さんなのに普通の学校に行ってるのかしら・・・?」

「はい・・・」

「そうなのね、授業は真面目に聞いてるの?」

「あ、あの・・・あんまり・・・・」

「ふふっ、駄目じゃない。しっかり勉強しないと立派な大人になれないわよ?」

無論、少年に明日は無いのだが。

その後も少年の学校関係、友人関係、好きな人のことや所属している部活名など、ありとあらゆる話題を根掘り葉掘り聞かれた。

そんなときふと玲霞は上の階に置いてあったものを思い出し、それについて聞くことにした。

「そう言えば上の階にピアノがあったわねぇ。この家の誰かが弾くのかしら?」

「マ、ママが良く弾いてくれました、歌とかも歌ってくれました・・・」

「音楽好きな方だったのね・・・実は私もピアノや歌が得意なの。

あなたのお母さんの歌声、一度聴いてみたかったわ」

悲鳴は沢山聴いたのだけれど、とクスクス笑う玲霞。

少年は拷問されていた母親の叫び声や絶叫を思い出し、吐き気を催すが口を押さえて耐える。

「あらあら、ごめんなさい。思い出させちゃったかしら」

玲霞は少年の頭を撫でて落ち着かせる。

「お詫び・・というほどでもないけど歌を歌ってあげるわ。私の好きな曲なの」

軽く息を吸いこみ、ソプラノの澄んだ綺麗な声が発せられる。

皮肉にもそれは少年が夜寝る時に母に歌ってもらっていた子守唄と同じ曲だった。

「~~~♪」

その歌声を聴きながら今の理不尽すぎる自分の境遇、もう二度と会えない両親のこと、そして何よりこ

んな聖母のような優しい声で歌える人が何故平然と殺人や拷問をして心が全く痛まないのか、色々なことが頭をよぎり自然に涙が溢れだす。

次第に眠気が少年を襲い始める。

これが夢だったらいいのに・・・ある筈もない願望を抱きながらゆっくりと瞼を閉じ、しばしの眠りにつく。

拷問再開少年を安眠から目覚めさせたのは母の声ではなく背中に走る度し難いほどの激痛だった。

「っがは!!」

「おはよう、目が覚めた様ね」

少年は自分が手をチェーンで拘束され、天井から吊るされていることに気がつく。

しかも足は地面に着くかつかないかの状態で、放置されているだけでも苦痛だろう。

その上足をバタつかせられないようにするためか、足枷まで付けられている。

玲霞は、少年の目の前まで歩いてくると悪魔の宣言をする。

「拷問の後半戦、始めましょうか。ストレートに鞭で責めてあげるわ」

「そ・・それは・・・」

玲霞が手にしているのは長さ2mほどの黒い一本鞭だ。

少年は知っている。あの一本鞭は人間用ではなく獣に使う霊装の一つであると。

本来なら魔力を流し込んで振るうものだが、それ無しでも絶大な威力を誇る。

あんなものを人間に、ましてや子供に使ったりしたら見るも無残な死体が出来上がるだろう。

「大丈夫よ、加減はするわ。だから・・・頑張って耐えてね」

玲霞は、もはやこれ以上少年は何も喋らないだろうと感じていた。

だからもう拷問の必要はなく、楽に殺してやることもできたのだが、夕食前なので軽くお腹をすかせるためにじわじわと嬲り殺すことに決めた。

ズバァン!!

「あっがああああ!!」

聴いてるものを震え上がらせる音がこだます。

獣すら殺せる鞭が、非力で無垢な少年に振り下ろされる。

「ほら、やめてほしかったら他の魔術師さんの家を教えてね」

ズバァン!!

「ああああ!!!!もう知らないんです!!」

「残念ねぇ、なら苦痛が続くだけよ」

ズバァン!!

「ぎぃやああああ!!!!!」

「ふふっ・・・」

何回も何回も少年の体に鞭を振るい続ける。

焼け跡や痣だらけの体の上から新たに無数の鞭跡が刻まれていく。

体を鍛えている大人でも一発食らうだけで戦意喪失する一撃を華奢な体に何発も浴びせられる。

肉が少し裂け、吊るされている少年の体から血が滴り落ちる。

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」

「あらあら、止血しないといけないわねぇ」

楽しそうに言うと鞭を振るう手を止める。

少年に近づき、血が出ている傷口にライターの火を直接浴びせる。

「あぁぁああああああ!!!!!!!」

ジュボォォ、と肉が焼け、耐えがたい苦痛と引き換えに出血がおさまる。

「よかったわ、止血できたわね。他の傷口も焼いておきましょうか」

「もうやめてぇえええ!!お願いしますやめてください玲霞様ぁぁぁぁ!!!」

「玲霞様だなんて・・・大袈裟ねぇ」

クスクス笑う玲霞。

少年に擦り寄り、耳に吐息を

かけ、耳たぶを甘噛みしながら囁く。

「だ・め、傷口を放置なんかしていたらバイキンが入っちゃうわ」

ジュボォォ!

二つ目の傷口に火が浴びせられる。

「ぎゃぁぁあぁぁああ!!!!」

「まるで楽器みたいねぇ。私があなたに苦痛を与えると、あなたは叫び声という名の音を奏でる・・・もう壊れそうだけど」

お母さんにも聴かせてあげたかったわね、私たちの演奏、と微笑する。

楽しいクイズ「それはそうと・・・沢山叫んだせいでそろそろ喉が乾かない?」

「あ・・・が・・・」

玲霞の言うとおり少年の喉はカラカラだった。

数時間水分を取ってないうえに、数回の嘔吐まで繰り返していて軽度の脱水症状に陥っていた。

「少し水分を恵んであげるわ、上を向いて口を開けなさい」

俯いた少年の顎をくいっと持ち上げる。

吊るされてつま先立ちになっている少年だが、それでも玲霞の身長のほうが高い。

ようやく水が飲めると口を大きく開ける少年。

だが口に注がれたのは水ではなく、玲霞の唾液だった。

「!!??」

屈辱にまみれる少年だったが、そのわずかな唾液で必死に喉を潤そうとする。

そこまでさせるほど彼は水分に飢えていたのだ。

「お望み通り、水分を恵んであげたわよ。何か言うことがないかしら?」

「か、はぁ・・・はぁ・・ありがとう・・ございます」

当然、こんな程度で喉が潤せられるはずがない。

それを見越したうえで玲霞はある提案をする。

「ちゃんと水を飲ませてほしい?」

「っ!・・・はい」

「じゃあクイズをしましょう。正解できたら好きなだけ飲ませてあげるわ。・・・やりたい?」

「やらせて・・・ください」

「・・・分かったわ。クイズの内容は至ってシンプル、相手の背中に指で文字を書いて何を書いたか当てさせるゲーム・・・小学校で友達とかとやらなかったかしら?」

それなら分かる。玲霞の言うとおり、少年は小学校で友達と休み時間にたまにやっていた。

だが、説明している時の玲霞の笑顔に嘲笑が入り混じっているのが気になった。

「た・だ・し、クイズに使うのは指ではなく・・・これよ」

玲霞の手にしているものを見て少年は愕然とする。

それは刃渡り10cm程のポケットナイフだった。

「これであなたの背中に文字を刻んであげるわ・・・何か質問ある?」

「や・・・やっぱり・・・やりたくな・・」

やりたくない、そう言おうとしたところで玲霞の鞭が飛んでくる。

ズバァン!!

「ぎゃあ!!」

「じゃあ、始めましょうか」

拒否権などある筈がない。

玲霞は少年の後ろに回り込むと、子供の軟らかい背中にナイフを入れる。

ぶちぶちぶち、と肉が裂ける音がして割れ目から血が噴き出す。

「ぎぃやああああああああ!!!!!」

「~~♪」

鼻歌を歌いながら、まるでキャンパスに絵を描いてるような感覚でナイフを振るう。

「あああああ!!!いたい!いたい!いたい!」

「あんまり暴れる

と字がずれて分かりにくくなるわよ?

まぁ私はどちらでも良いのだけれど・・・」

少年がどれだけ叫ぼうが、玲霞は文字を書く手を全く止めようとしない。

出血も激しく、次第に少年の背中が赤く染まっていく。

途中で玲霞は、少年の反応が面白いのか突き刺したナイフをぐりぐり回転させ、さらなる苦痛を与える。

少年は再び絶叫する。

「あぁぁぁ!!!」

「ふふ・・・あははははは!!」

―――愉しい思わず自分の口から出た笑い声に、玲霞自身も驚いてしまった。

今までの人生で何の楽しみも見出せず、死んでるように生きていた私が笑ってしまうなんて・・・これも、あの子に出会えたおかげね・・・「・・・はい、書き終わったわよ。じゃあ当ててみて?」

「うぅっ・・ひっぐ・・・」

もはや痛みに耐えるだけで、文字など分かるはずもなかった。

「時間切れね。答えは私の名前でした。難しかったかしら?」

少年は答えない。息を切らして項垂れているだけだ。

黙る少年の腕に玲霞はナイフを根元まで突き刺す。

「あ、ぐぁああ!!!」

「クイズに答えられなかった罰ゲームとして、急所以外の部位をナイフで刺してあげるわ。

まだ死んだらだめよ・・・?」

再び腕にナイフを突き刺す。少年は叫び声をあげるがその声は最初と比べかなり小さくなっていた。腕だけでなく両肩、両手、太もも、背中、そして燃やされた膝下までありとあらゆるところをめった刺しにされた。玲霞は刺し方にも変化をつけた。一気に突き刺す場合もあればじわじわとナイフを挿入することもあった。そして時折少年の耳元で「痛い?」と蠱惑的な笑みで尋ね、少年の怯えた顔を楽しんだ。

裏切り「これぐらいでいいかしら・・・」

数十か所の刺し傷をもって少年の罰ゲームは終了した。

傷から血が噴き出し少年の全身が赤色に染まる。

「そろそろ、拷問に戻りましょうか」

「あ・・・ぐ・・・」

「どうしたの?何か言いたそうね・・・」

震えながら口をパクパクさせているので玲霞は尋ねてみることにした。

「しに・・・た・・・くない」

この言葉に玲霞は少し驚く。

今まで何人もの大人を拷問してきたが、彼らは早く死なせてくれと五月蠅かったからだ。

あまりの苦痛に死んだほうが良いと思う様になったのだろう。

「そう・・・けど、ごめんなさいね、私は貴方を殺すわ。

運が悪かったと思って諦めてちょうだい。」

刹那、玲霞は今まで手加減をしてきた鞭を本気で叩きつける。

ズバァァァン!!、と轟音が響き、少年の胸から腹にかけて肉の一部が抉れる。

「ぐっ・・・」

少年は叫ばず、短く苦悶の声を発するだけだ。

もう叫ぶ体力すら残ってない。

しかし、玲霞の鞭は嵐のような猛攻で、少年の肉体に降り注ぐ。

「あっ・・・ぐっ・・・!」

「もう叫ぶ気力も無いのかしら?もっとあなたの声が聞きたいのだけれど」

「ぐふっ・・・はぁ・・はぁ・・・」

少年の反応が面白

くないので、玲霞は精神面を責めることにする。

「実はね、ここの家の場所を教えてくれたのは、貴方のお爺さんなの・・・」

「え・・・?」

少年の顔が困惑する。

その顔を見て、玲霞は満足げに微笑む。

「ええそうよ、さっきのメモを取る仕草は演技。勿論彼も、最初はあなたみたいに絶対に言うもんかーって態度だったんだけどねぇ・・・」

どうやって聞きだしたか教えてあげるわ、と玲霞は少年の傍に近寄る。

「痩せ細った腰の悪いお爺さんを四つん這いにさせて、椅子代わりに足を組んで背中に座ってあげたの。

『体勢を崩すとお婆さんを殺します』って脅しながらね。そして目の前で私の・・・娘がお婆さんの形をナイフと硫酸で少しずつ変えていくショーを観させてあげたの。そしたら泣きながら『教えますから、妻の命は助けてください』って言って白状し始めたわ・・・余程奥様を愛していたのね」

「や・・・めて・・・」

少年の消え入るような声の懇願に、玲霞はクスッと笑う。

「情報を全部白状したあとは、二人を使って沢山遊んであげたわねぇ・・・私の娘がお婆さんの肌をナイフで抉ってお絵かきしはじめちゃって、お爺さんが『話したんだからやめてくれ!』って娘の楽しみを邪魔しようとするから、私は彼を別室に引きずってお仕置きすることにしたの」

少年は、今日何度目かの嘔吐をする。

胃液ではなく、大量の血を吐きだした。

「お仕置きっていうのが少しエッチなんだけどね・・・コップを渡して『私の靴を舐めながら、このコップが満杯になるまで精液を吐きだしてください、そうすればお婆さんの命は助けてあげます』って言ったの。出来るわけないんだけど、惨めに這いつくばって、靴を舐めながら必死にペニスをしごき始めたわ・・・3発くらい出したら空打ちになっちゃって、まだ四分の一も溜まってないのに『もう出ない・・・』なんて彼が喚くから『これを見て頑張ってください』ってスカートを捲り上げて下着を見せてあげたの。そしたら子供みたいに泣いて、下着を凝視しながらまた扱きだしたわ。あまりにも無様で笑っちゃったわねぇ・・・」

大丈夫?もう死にそうね、と少年を案じながら話を続ける。

「そこで娘の作品が出来上がったからお爺さんに見せてあげることにしたの・・・ほら見て」

玲霞はその時代の最先端の携帯電話、まだ折り畳み式ですら無かったガラケーで撮られた写真を少年に見せつける。

そこに映っていたのは、両目がくり抜かれ、乳房が切り落とされ、硫酸であちこちがドロドロに溶かされた全裸の祖母の姿だった。お腹のところには、可愛らしいゾウやパンダのイラストが肉をえぐって絵描かれ、膣にはナイフが刺さっている。

「・・・」

少年の瞼が重くなっていく。

正直、目を開けているのでもやっとの状態だ。

「私があの子の頭を撫でて褒めてあげている横で、お爺さんは沢山吐いていたわ・・・失礼よねぇ。

彼は自分の足

で立てなくなるまで、私の椅子として使ってあげたわ。動けなくなってからは倉庫に死んだお婆さんと一緒に餓死するまで閉じ込めてあげたの・・・愛する人と一緒に死ねたのだから本望でしょうね」

玲霞は遠い目で自分の凶行を思い返す。

おそらく、本当に彼が幸福に死ねたと感じているのだろう。

「これが、貴方を売った祖父と祖母の話よ。楽しかった?」

「・・・・・」

少年は答えない。

怪訝な顔をした玲霞が問いかける。

「ちょっと、聞いてるのかしら?」

少年を揺するが反応がない。

仕方ないので鞭を顔に思い切り叩きつける。

バシィィィン!!、と凄まじい音が鳴り響き、少年の片目が吹き飛ぶ。

だが反応が見られない。

そこで玲霞はようやく悟る。

「あぁ、死んじゃったのね」

終幕少年の死体は無惨なものだった。

爪がはがされ、足が燃やされ、顔が玲霞によるリンチのせいで、ボコボコに膨れ上がっている。

体には無数の刺し傷に鞭跡が残されており、さらにはそこから流れ出る血液のせいで元の肌色が見えないくらい全身が真っ赤に染まっている。

背中にナイフで書かれた文字がまた、痛々しい。

あまりにも変わり果てているので、彼の両親や親友にこれを見せても少年と判断することが困難であろう。

それほどまでに凄惨だった。

「疲れちゃったけど、楽しかったわね」

悪魔の所業を平然と成し遂げた彼女は、まるで公園で遊び終えた子供のように清々しい顔で感想を述べる。

目の前の少年に対して可哀そうだという感情は彼女には全く湧き起こらない。

パシャ彼女は携帯を取り出し少年をいつでも思い出せるようにカメラで保存しておく。

玲霞の携帯のフォルダには過去の出来のいい犠牲者の死体が何枚か納められていた。

そして、動かなくなった少年に彼女は語りかける。

「聞こえてないと思うけど、一応言っておくわ。

私、貴方と遊べて本当に楽しかったわ。生まれ変わったら幸せに生きられるといいわね・・・」

さようなら、と一声かけ、吊るされた少年を残し部屋を去る。

これは聖杯大戦中に彼女らが起こした事件のほんの一例である。